医学部再受験を考えている方へ① 再受験を決める前に何を考えるべきか?
※この記事の執筆時にはまだ合格していませんでしたが、合格後の2018年3月11日に内容の変更・加筆を行いました。
医学部再受験生は増えている
医学部再受験生が増えているという話は、再受験について調べたことのある方はご存知のことと思います。
客観的なデータには基づいておりませんが、予備校のホームページにそういった記述が見受けられること、再受験生の方々が集うサイトがにぎわっていることからも想像に難くありません。
一般の大学受験予備校がHPで公開している合格体験記の中にも、医学部再受験に成功した方の体験記があったりします。
再受験を決意する前に、ちょっと待って!
今再受験しようか考えている方でこちらのサイトにたどり着いた方は、インターネットでいろいろ調べている方だと思うので心配ないと思うのですが、予備校やSNSで多くの再受験生の方を見てきて、中には根拠の無い自信と思い切りの良さだけで医学部再受験を決意してしまう方もいらっしゃるように感じます。
ただでも狭き門の医学部入試ですので、いざ受験勉強を始めてみたら全然歯が立たず
結局失敗に終わり、時間だけでなく機会費用の観点からも多大なロスをしてしまうという可能性はゼロではありません。
また、医学部再受験には中毒性があり「あと1年やれば受かるはず」という考えから抜け出せずに何年も何年も精神的にしんどい生活を続け、ぼろぼろになってしまう方もいます。
5年以上医学部再受験に挑んでいるけれども医学部受験で戦えるだけの点数をセンター試験で取ることができない、でももう1年、もう1年と再受験を続けてしまう方を私は実際に複数名お見かけしました。
ほとんどの人にとっては、ハイリスクな挑戦ですので、熟考せずに再受験を決めてしまうのはとても危険です。
現在医学部を再受験するかどうか迷っていらっしゃる方の参考になればと思い、「医学部再受験」とググると候補に出てくる「闇」の部分も含めて書かせていただいております。
再受験を決意する前に考えるべき3つのこと
私は、医学部再受験を決める前に少なくとも以下の3つはしっかり考えるべきだと思います。
それぞれの項目について詳しく記事にしましたので、参照していただけますと幸いです。
①なぜリスクを背負ってまで医学部を目指すのか?
②自分が医学部に受かる可能性はどのくらいあるのか?
③お金と時間の問題