1からの受験勉強におすすめの参考書② 【英語】英単語センター1800

はじめに

今回紹介するのは、「英単語センター1800」です。

1冊で、センター試験に必要な英単語を網羅しています。

 

 

 

「英単語センター1800」

著者:高橋潔

ページ数:437ページ

価格:1,080円

単元:

ROUND1 頻出度★★★★★★の300語

ROUND2 頻出度★★★★★の300語

ROUND3 頻出度★★★★の300語

ROUND4 頻出度★★★の300語

ROUND5 頻出度★★の300語

ROUND6 頻出度★の300語

 

プラス

・コラム(発音・アクセント、語幹など)

・絵解き辞典

・カタカナ英語一覧(役に立つ)

・中学の英単語一覧

 

東進生は、パソコン教材でこの単語帳をこなしているようです。

また、スマホのアプリもありますが、東進生以外はお試し版(結構しょぼい)しか利用できないため、単語帳を購入するほうがよいと思います。

 

 

単語帳選びは重要。まずはセンターから 

英語は人一倍勉強した経験があり、紹介したい参考書・単語帳や学習法がたくさんあるので、今後も記事を書いていけたらなと思います。

英語は、人によって勉強の仕方にたいへん大きな違いがあります。このブログに書いていることを参考になさるかは皆さんの自由ですが、私はこの単語帳からスタートして、今年のセンター試験を40分で解いて198点でした。

 

単語帳については、以下の2つのスタンスが存在します。

 

①1冊の単語帳を完璧にする

②目的に応じて数冊をこなす

 

私は、②のスタンスで、その1冊目としてこの「英単語センター1800」をおすすめします。

①のスタンスをとるのは、たいていDUO信者の方々で、DUOを完璧にすれば全て対応できると考えている方です。たしかにDUOは、単語の意味をたくさん網羅していますが、使い方がとても難しい単語帳のように思います。

DUOについてはまた別の機会に色々書くと思います。。。

 

話を戻しますと、私がセンター試験・二次試験などの目的別に、その目的のレベルに合った単語帳をこなした方がよいと考えています。やはりどの単語帳にも過不足というものが生じてしまうためです。また、レベルに合わないマニアックな単語を覚えることを避けるという意味もあります。

したがって、今回紹介している「英単語センター1800」だけで入試の英単語の勉強を終えてしまうと、医学部入試レベルには全く足りません。しかし、医学部に入るとなるとセンター英語9割は欲しいところですので、センター試験の英単語の勉強が必要となってくるというわけです。

センター試験レベルの英単語がわからない人が、二次試験で安定した点数をたたき出すのは不可能です。しっかりとした礎を築くという意味もこめて、1冊目はこの単語帳を選ぶことをおすすめします。

 

「英単語センター1800」の良いところ、いまいちなところ

この英単語帳の良いところは、

・「こんなの試験に出ないだろう」と思うような、マニアックな単語の収録がほとんど無いところ

・背伸びをせずに、基本的な単語からしっかり掲載していること

・英単語の発音が、カタカナ表記されているところ(私は発音記号が読めないので)

・単語の意味を書きすぎていないところ

 

です。

なので、英語に長い間触れていなかった方や、中学英語終了レベルの方も安心して使うことができます。

 

いまいちなところは、

・CDの付録が無いこと

・ページに薄い色がついているところ。そこまでうっとうしくはないが、2色刷りが好きな方は嫌かもしれない

・覚えた単語をまとめて復習できるページ(まとめの長文)が無いとこと

 

です。

低価格であることや、この単語帳だけで英単語の勉強を完結させるわけではないことを考えると、いまいちなところで挙げた点は気にならないと思います。

 

使い方

使い方は、おのおのの好きなようにで良いと思いますが、1周にあまり時間をかけすぎないようにしたほうが良いと思います。長くても2週間で1周してしまい、1周目で「あやふやだった」とチェックした単語を中心に、2周目、3周目・・・とこなすのが単語帳の王道の使い方のように感じます。

 

 

まとめ

センター試験の英単語は、専用の英単語帳で対策する

センター試験の英単語は二次試験の英単語より易しいので先に固めたい

・短期間で1周してしまって、繰り返すことが重要