大学を中退して医学部再受験生(合格しました!)

大学を中退して2016年4月から医学部再受験生になり、2018年3月に国立大医学科に合格しました。医学部再受験を迷っている方、受験生の方のお役に立てそうなことを発信します。

1からの受験勉強におすすめの参考書⑦-2 【物理】橋元の物理基礎をはじめからていねいに/橋元の物理をはじめからていねいに【改訂版】 力学編,電磁気編,熱・波動・原子編

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この記事は、以下の記事の続きとなっています。

 

 

sugasaijuken.hatenablog.com

 

 

紹介しているのは橋元淳一郎先生著の

「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」

「橋元の物理をはじめからていねいに(計3冊)」

です。

 

 

参考書の使い方

物理基礎・物理という科目は、

「物理基礎」に収まらなかった内容、物理基礎の内容をさらに発展させたものが「物理」に含まれると言った構造になっています。

センター試験が「物理」という科目でも、問題を解くためには物理基礎の範囲の知識が必要なので、物理基礎の学習は欠かせません。

他の物理の参考書を見てみても物理基礎の範囲の問題と物理の範囲の問題が同じ単元に一緒に入っている場合がほとんどです。

初学者が物理基礎に全く手をつけないまま物理に手を出すと痛い目に遭いますので、

まずは「物理基礎をはじめからていねいに」に取り組むべきです。

 

「物理をはじめからていねいに」は全部で3冊ありますが、

力学は他の4単元(電磁気、熱、波動、原子)にも登場するため

物理基礎終了後は力学編から始めるのがベストだと思います。

また、原子は力学以外に電磁気と波動の知識も必要になりますので、

一番最後に回したほうがよいと思います。

他の3単元(電磁気、熱、波動)は力学編が終わっていれば

どの順番で取り組んでもよいと思いますが

私は参考書の順番に従って

物理基礎→力学編→電磁気編→熱→波動→原子

の順番で読んでいきました。

 

進め方はいたってシンプルで

 

説明を読む

問題に取り組む

(私は高校数学の知識がある程度あった上に高校で物理Ⅰを履修していたため、簡単なものはある程度手がつけられました)

解説を読む

 

という具合です。

大まかなイメージをつかむための参考書ですから、全部理解できなくても

次に進んでしまって大丈夫です。

1講につき10~30分かけて取り組み、次に進みます。

余裕があれば1日に2講以上取り組んでも構いません。

4冊終わったときに、「やっぱりもう1度読んでおきたい」と思うのであれば

もう1周しても良いですし

私は予備校の物理の先生から物理のエッセンスをやるようにいわれていたため

この参考書を1周したあとには「物理のエッセンス 力学編」に進みました。

 

物理のエッセンスについても今後紹介記事を書きたいのですが、

早くても3月になってしまうと思いますので

それまでの応急処置としてとりあえず「物理のエッセンス」のリンクも貼っておきます。

 

 物理のエッセンスは力学・波動と熱・電磁気・原子の2冊構成です。

 

「物理基礎/物理をはじめからていねいに」の弱点

 

そんな「物理基礎/物理をはじめからていねいに」シリーズですが、いくつか弱点があります。

 

①この1冊だけで入試に必要な知識を網羅できるわけではない

 

この参考書はあくまで入門書であり、今後問題を解くときに持っておくべき「イメージ」の把握に重点をおいて書かれています。

実際に二次試験で出題されやすい内容の中には、発展的な内容を含んでおり上級レベルの問題集を使って対策しておく必要のあるものもあります。

 

特に物理はセンター試験に少し癖があり、さらに二次試験は受験する大学によって難易度が大きく異なるため 

自分の受験校や到達したいレベルに合わせて参考書を選択する必要があります。

物理の参考書の中で良書といわれているものは数に限りがあり、

レベルのすみわけもかなり明確に行われているため

それらについては今後詳しく紹介していきたいと思います。

 

 

②高校数学や中学理科の知識まで詳しく解説しているわけではない

 

 この参考書は高校物理を1から学び始める人に向けて書かれていますが、

高校数学や中学理科も1からという方に向けて書かれているわけではないと感じました。

といっても、必要なのは

・三角比(数学Ⅰ)

三角関数(数学Ⅱ)

・ベクトル(数学B)

微分積分(数学Ⅲの範囲のもの)

・常識レベルの中学理科(磁石のN極はS極と引き合う等)

 程度でそれほど多くありません。

不安のある方は先にこれらを学習してからこの参考書に取り組んだほうが良いと思います。

 

 

③現象を厳格に定義しているわけではない

 

物理現象のイメージの把握のために書かれた参考書ですので、定義を厳格に行っているわけではありません。

このシリーズで大まかなイメージの把握ができたら、その次には高校物理の教科書や河合出版の「物理教室」を使って正確な定義についての理解をする必要があります。

 

※物理教室は四訂版が最新です。

新課程に完全対応しているのは四訂版なので、新しく購入される場合には四訂版をおすすめいたします。 

 

まとめ

 

・物理を1から学ぶなら「物理基礎/物理をはじめからていねいに」シリーズ

・おおまかなイメージをつかむための参考書だから、物理基礎→力学→電磁気→熱・波動・原子の順に、時間をかけずに終わらせたい

・この参考書だけでは完璧ではないので、終了後は別の問題集に取り組む

 

 

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