大学を中退して医学部再受験生(合格しました!)

大学を中退して2016年4月から医学部再受験生になり、2018年3月に国立大医学科に合格しました。医学部再受験を迷っている方、受験生の方のお役に立てそうなことを発信します。

センター試験対策におすすめの問題集② 【数学】ベストセレクション センター試験数学 重要問題集

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はじめに

 

国公立大学の医学部医学科に合格するためには、センター試験で高得点をとる必要があります。

 

医学部は他学部に比べて志願倍率がインフレしがちなため、倍率が一定数を超えると二段階選抜(いわゆる足切り)が行われることがあります。

足切りセンター試験の点数が低い志願者から順に不合格にしていくシステムなので、センター試験で満足に得点できず出願した大学で足切りが実施されると

それにひっかかってしまい、二次試験の受験資格さえ与えられないという事態になりかねません。

 

また、センター試験で高得点をとると二次試験でとらなければならない点数が少なく済みますし、

800/900点を超えると合格がほぼ確定する(といっても二次試験で手を抜くことは禁物です)医学部も何校か存在します。

センター試験で高得点をとり余裕をもって二次試験に挑むのが理想ですし、

センター試験の各科目には「出題のくせ」というものが存在するため、

しっかりとその「くせ」を掴み高得点につなげるための対策が必要です。

 

今回紹介するのは、センター試験数学の対策におすすめな

「ベストセレクション センター試験数学 重要問題集」です。

 

 

「ベストセレクションセンター試験数学重要問題集」

著者:実教出版編修部

ページ数:本体208ページ+解答編109ページ(2017の場合)

価格:821円

単元:

 

数学Ⅰ

・数と式 

・二次関数

・図形と計量

・集合と論理

・データの分析

 

数学A

・場合の数と確率

・整数の性質

・図形の性質

 

数学Ⅱ

・式と証明・高次方程式

・図形と方程式

三角関数

・指数関数・対数関数

微分法と積分

 

数学B

・数列

・ベクトル

 

巻末に問題の答えと公式集、演習問題があります。

 

 


センター試験数学の「出題のくせ」

 私が考えるセンター試験数学の「出題のくせ」は以下の3つです。

 

①計算力重視の試験で、時間との戦い。

センター試験の数学は、①が1または1・A、②が2または2・Bを出題範囲としています。  

医学部医学科を受ける場合、①では1・A、②では2・Bを選ばなければいけません。

試験時間はそれぞれ60分ずつで、どちらも4つの大問をその時間内で解かなければなりません。

つまり、一つの大問にかけられる時間は15分弱です。

 

また、センター試験の数学では、問題文の空欄にアから順番に記号がふられていて、その記号に当てはまる数字や符号をマークします。

一つの大問でふられる記号は、少ないときはタチツテトあたりまでですが、多いときはマーク欄の一番下のホまであります。

一つの大問について、問題文を読んで、計算して、空欄に当てはまるかを確認して、マークシートにマークして、できれば解答が正しいかを再確認する。それを15分弱で行わなければなりません。

 

センター試験数学で求められる計算量は年々増加しており、特にここ数年で一気に増加しました。

問題文が見開き2ページにびっしりということも多く、短時間ですばやく問題文を読み、その内容を理解してスピーディーに計算し、正しい答えを導く力が受験生には求められています。

 

 

②問題の誘導にのらないといけない。

二次試験の数学とは異なり、センター試験の数学では予め使用する変数が決められていたり(だいたいaかt)、変数の範囲が定義されていたり(aは正の実数)、簡単な計算の結果が問題文の中に書かれてしまっていたりします。

つまり、短時間で全ての計算を終えるために、作問者が「ここについては考えなくてもいいよ、ここから計算を始めると早く答えにたどり着けるよ」と示しておいてくれている部分があるということです。

 

せっかく時間短縮のための工夫がされているのに、それにのらないで「自分はどうしてもこのやり方で解きたいんだ!!」というのを頑固に貫いたりすると、計算が煩雑になったり、問題文の穴埋めの部分にあわせた形に変形する一手間が余計にかかったりします。

 

センター試験の数学ではほとんどの場合、オリジナルの発想力よりも、問題文の中に提示されている条件を理解して問題文の誘導に素直にしたがって解く力が求められているのです。

 

 

③難易度の高い大問と低い大問を組み合わせて平均点を調整している。

 受験の世界でよく言われている話ですが、センター試験の作問者には「だいたいこのくらいの平均点になるようなテストを作ってください」というような目標が課されているようです。

その証拠に、平均点が例年より低くなってしまった年の次の年は、試験問題が易化して平均点が上昇する傾向にあります。

 

実際の平均点を目標点に近づけるために、全ての大問の難易度を完璧にそろえるというのはあまり現実的ではありませんし、それを実現させようとすると出題できる内容が制限されてしまいます。

そこで、年にもよりますが難易度の高い大問を1つ、普通の大問を2つ、難易度の低い大問を1つというように様々な難易度の大問を組み合わせて一つの試験問題にするという方法が採用されているようです。

今年の場合で言えば、数学①の試験のうち、数学Ⅰの大問は難易度が高く、数学Aの大問は易しい問題が多めでした。

 

高得点をとるためには、難易度の低い大問に優先的に取り組んで満点を取り、難易度の高い大問ではできるだけ点を取るという方針で解き進めるのが賢明だと思います。

 

おすすめする理由

①難易度や所要時間を目安に解くことが出来る

この問題集の各単元は、基本問題が10題程度+実践問題が8問程度で構成されています。

基本問題を解く際には、センター試験の問題を解く上で知っていなければならない知識の活用が求められるため、私は再受験を始めたばかりの頃に「これくらいのレベルが基本問題なのか」というようなことを実感しながら学ぶことが出来ました。

 

また、実践問題には「最重要」「レベル」「時間」の3つの 尺度が掲載されており、

 

・試験まで時間がないときには「最重要」にチェックマークがついている問題のみを解く

・この単元にはまだ自信がないから「レベル」が★1つの問題から解く

・この単元は得意だから「時間」の欄に掲載されている所要時間より2分短い時間で解いてみる

 

など、これらの尺度を目安にして問題を解くことができます。

 

基本問題+実践問題という非常にシンプルな構造の問題集ですが、3つの尺度があることで様々な進め方ができる素晴らしい問題集です。

 

 

②単元別に対策ができる

これは生物の対策にもってこいの「チェック&演習 生物」と共通する点で、センター試験対策用の問題集は単元別に問題が集められているものが良いと思います。

数学に関して言えば、数値計算が主な単元、図形の性質を問われる単元、整数や確率のようにその単元に固有な考え方が必要な単元などさまざまな単元があります。

計算ミスをしやすい人、図形の性質を見抜くのが得意でない人、どうしても確率問題の考え方がしっくり来ない人などいろいろな人がいますので、

どの単元も同じように勉強しているつもりでも、どうしても得意な単元・苦手な単元が出てきてしまいます。

 

普通のセンター試験の過去問集だと、複数の単元の問題が一つの大問に入れられていたり

出題される順番がバラバラだったりするため、単元別の対策がしづらいです。

しかし、「ベストセレクション センター試験数学 重要問題集」を使えば苦手な単元の問題をいちいち探す労力を省くことができます。

 

私は図形問題が苦手だったため、図形と計量、図形の性質、ベクトルを特に繰り返し解きました。

 

 

③掲載されている問題はすべてオリジナル

もともとこの参考書は通っていた予備校の数学の先生から薦められたのですが、

その先生が一番強調していたのがこのポイントでした。

 

センター試験の形式に慣れるためには、実際にセンター試験の過去問を解くのが一番良いのですが

新課程に変わってからの過去問の数には限りがあるため、それらはセンター試験が近づいた秋や直前に力試しを兼ねて解きたいと考える受験生は少なくありません。

 

「ベストセレクション センター試験数学 重要問題集」に掲載されている問題は、

執筆者の方々がセンター試験の過去問を研究してその出題傾向をもとに作成したオリジナル問題で、

形式はセンター試験の過去問とそっくりですが数値などが異なります。 

なので、過去問を解かずにセンター試験の形式に慣れることができるのです。

また、この問題集に載っている問題は模試の過去問とも重複しないので、

この問題集に取り組んでいるうちは模試の過去問を演習問題としてとっておくことができます。 

 

 まとめ

センター試験の数学の3つの「出題のくせ」に慣れ、本番でスムーズに問題を解いていくためには「ベストセレクション センター試験数学 重要問題集」で対策をするのがおすすめ

 

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