再受験生生活が終わる今、思うこと
こんばんは、すがです。
今日は3月31日。長かった再受験生生活は今日で終わり
明日からは2度目の大学生生活が始まります。
再受験を決意したのは2015年の12月。
予備校に入って本格的に勉強に取り組みはじめたのが2016年4月。
センター試験で85%しか取れず、前期後期ともに不合格に終わった2017年の春。
精神面、人間関係、後が無い感などいろいろきつかった2017年度。
800点目標で、ニアピンの点数をとることができた2018年のセンター試験。
「もうだめかも。。。」と思いながら何度も踏ん張って記述しまくった二次試験。
試験後変な自信がわいてきて、全然後期試験対策に手がつかず
「きっと大丈夫」と思いつつも合格発表を見るときには手が震えました。
合格!
と分かったときには嬉しかった。
医学科に受かった嬉しさより先に、大学受験を終えることができる嬉しさがこみ上げて来ました。
両親に電話しても、祖母に電話しても涙は出なかったのに
自分より先に文系の大学に合格して大学生をしている妹に電話したときに、ふと涙が出ました。
合格発表の掲示板を見に行って、迷子になって。
キャンパス内を歩いているうちに「大学生になるんだなあ」という実感がわいて来ました。
両親はあんまり表に出して喜んではいなかったけれど、きっと内心では喜んでくれていると思います。
祖母は泣いて喜んで、たくさんの友達から祝福のメッセージをもらい(遠くはハンガリーからもお祝いメッセージが届きました!)、
父の友人も母の友人も祖母の友人も、高校時代の恩師も、わが事のように喜んでくださりました。
友達とご飯に行ったら、友達のご両親が「お祝いだからごちそうしてあげなさい」と友達にお小遣いを渡してくださっていたり、
飲み会の帰りに乗ったタクシーの運転手さんに励まされたり、
合格手続きの書類を持っていったときに郵便局員さんに応援のお言葉をいただいたりと
前回の合格時にくらべて反響の大きさが尋常でなく、
「それだけ医師や医学生に期待している方がたくさんいるのだな」と毎日感じながらこの3月を過ごしました。
現在は新入生の友人もでき、これからの生活が楽しみでたまりません。
先輩の中にも友人が何人もいるので、何かあったときには頼りにしようと思っています笑
一生懸命考えて再受験を決意したはずなのに、2015年の12月に自分が何を考えていたのかは今となってはあまり思い出せません。
ただ、その時に「これくらい勉強すれば合格するだろう」と想定していた量だけでは医学部に合格できなかったということは断言できます。
これでもか!というほどに計画を立て、勉強して、模試を受けて、復習をして・・・を繰り返した2年間でした。
ここまで書くと受験勉強が辛かったような印象をもたれると思いますが、勉強することによって新たなことを知れて理解できるということに対しては
2年間一貫して大きな喜びを感じていました。
このことが、再受験を続けることができ、合格することができた最大の要因なのかもしれません。
来年の今頃にはきっとこの気持ちも忘れてしまうだろうと思い、今回このような記事を書かせていただきました。
いや、勉強が大変すぎて忘れざるを得なくなるのかもしれません。
とにかく、無事に再受験を終えることができたこと、再受験を良いかたちで終えられること、たくさんの方々に応援していただけたこと、貴重な医学部生の枠のひとつを与えていただいたこと、そのすべてに感謝する気持ちを忘れずに医学の勉強に励みます。
※今度は中退しない!というのも大切な目標です笑
すが