【2018夏の終わりに①】大学中退かつ2浪の女子が医学部にトップ10の成績で合格してたという話
こんにちは、すがです。
夏休みなのに、全然更新せず放置してしまい申し訳ございません・・・
週5、6でバイトをして後期の教材費を稼いでいたら、9月の終わりになってしまいました。
昨日キングオブコントを観ていたら「勝負の世界って厳しいよ・・・」という思いがこみあげてきまして、
自分が今年の3月まで身を置いていた医学部入試に思いを馳せてしまいました。
この気持ちが冷めないうちにブログに残しておかねば!と思い今に至ります。
今年度に入り、東京医科大学の入試で女子差別と多浪差別が行われていたことが全国的に報じられ、
今も多くの医学部受験生の方々が「自分が受ける大学は大丈夫かな・・・」と心配されていることと思います。
そこで、入試からは卒業した身ではありますが、今春まで医学部受験生をしていた女子として(女子として、という言い方は主張が強いな・・・と思いますが)
受験生の皆さまに何かお伝えできたらと考えました。
これから医学部入試の成績と差別について、【2018夏の終わりに】と題しまして
3本の記事に分けて執筆させていただきます。
記事を執筆するのが遅くなってしまいましたが、
夏が終わり本格的に志望校決定や面接対策を考え始める今の時期だからこそ
この記事を読んでくださったどなたかのお役に立てれば幸いです。
【2018夏の終わりに】シリーズ1本目の本記事では、
私が今年医学部に合格したときの成績を開示したらこうだった、という話をしたいと思います。
すがの成績開示結果
この記事でたまたま当ブログにお越しくださった方がいらっしゃるかもしれませんので、
まずは私すがの簡単な経歴をご紹介いたします。
すが(20代前半・女性)
現役で旧帝大文系に進学→中退→2年間浪人→国公立大学の医学部医学科に合格
タイトルにもありますが、このような経歴の人間が成績開示をしたところ
まさかの前期日程でトップ10に入る成績で合格していたことが判明いたしました。
入学定員何人中のトップ10だったのかということは申し上げられないのですが
何人の「何」に入るのはn≧50と考えていただいて結構です。
ちなみに面接の得点率は、80パーセントでした。
周囲の合格者との比較
私より上位の成績で合格した方の話というのは男子の話しか聞かないのですが、
彼らの中には地元出身の方も他の地域から来ている方も
現役生も浪人生もいました。
単純に志望者の数が男子>女子ですし、
「女子医学生の方が男子医学生より優秀」という通説が私の学年には
あまり当てはまっていないように感じる
(地アタマが良い方は男子にも女子にもいますし、
医学部での成績は地アタマよりも真面目さが重要です)ので、
上位合格者に男子が多くても違和感は無いかな・・・と思います。
面接の得点率については、満点を取っている方も
60パーセントくらいだった方もいました。
話を聞いていると、合格者の平均得点率は70パーセントくらいのようでしたので、
私の得点率は合格者の中でも良いほうに入っているようでした。
面接の内容についても同級生たちと話をしたのですが、
現役生も浪人生も再受験生も「雑談だったよ」という方がほとんどで
話を聞いているうちに「私の面接、圧倒的圧迫面接だったんじゃね」と感じ始めました。
しかし、私のように面接の最後に面接官から温かなお言葉をかけていただいたという話も聞きませんでした。
(ちなみに、私は昨年も同じ大学を受けましたが、その際にも別の面接官から温かなお言葉をかけていただきました)
私の面接はイレギュラーなことが起こりまくっていたということが判明しましたが、
自分が目指している医師のすがたや、希望する診療科に進んでどのようなことをやっていきたいという話を
嘘偽りなくストレートに熱くお話ししたのが面接点につながったのかな、と考えています。
私の入試成績から言えること
私が成績開示をしたとき、
1 センター試験の得点(自己採点と全く同じ点数)
2 二次試験の筆記試験の科目ごとの得点
3 面接点
4 総得点(1+2+3)
5 高校の評定の平均値
などが開示されましたが
事前に把握していた1と5に関しては全く狂いの無い点数でした。
2と3も手ごたえからすれば非常に納得のいく点数でした。
また、1の点数+2の点数+3の点数=4の点数で計算されており
この4の点数で入試の成績(順位)が決められていることも確認できました。
よって、私が通っている大学の医学部では
女子や再受験生や2浪生に対して一律で点数を減点するというようなことは
行われていないことが分かり、とても安心いたしました。
面接に関しては、今後書いていけたらいいなと考えています。
この記事を書いてたら、脇汗が半端なく出てました(元ネタ伝われ)。