大学を中退して医学部再受験生(合格しました!)

大学を中退して2016年4月から医学部再受験生になり、2018年3月に国立大医学科に合格しました。医学部再受験を迷っている方、受験生の方のお役に立てそうなことを発信します。

医学部再受験を考えている方へ⑤ 覚悟しておかなければならない5つのこと

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※この記事の執筆時にはまだ合格していませんでしたが、合格後の2018年3月11日に内容の変更・加筆を行いました。

 

はじめに

何事においてもそうですが、いざ再受験生としての生活をスタートさせると、ショックを受けることや驚くことがたくさんあります。

各々の感じ方は違うとしても

「再受験生になったらこういうことがあるのかもしれない」と事前に知っていたほうが良いはずです。

そこで、今回は「再受験生になったときに覚悟しておかなければならない5つのこと」について書きたいと思います。

 

 

①昔勉強したことは、思うほど頭に残っていない

ほとんどの場合、高校生のときの勉強は受験のための詰め込みであるため、長期にわたって定着しづらいものです。

さらに、純粋な浪人生と違いブランクがあるため、記憶が残っていたとしても、その記憶が必要なときに瞬時に引き出せるわけでもありません。

受験勉強をしていくうちに「ああ、これ昔やったぞ」「思い出した」ということが無いわけではありません。しかし、やったはずの内容が思い出せないことはあっても、何年か寝かせておいたから「高校生のときより飛躍的に学力が上がっていた」などという都合の良い話はありません

 

私の場合も、浪人生となって勉強時間が確保できるようになったため、高校3年生のときに比べればセンター試験形式の模試の総合点が一気に50点ほど良くはなりましたが、その後は他の受験生と同様にコツコツと勉強して点を伸ばすことになりました。

 

 

②予備校に行っても、宅浪しても、人との関わりについて悩む

宅浪するか、それとも予備校に行くかというのは、再受験生にとって大きな悩みの1つだと思います。

学力、未習範囲の広さや経済状況などは皆それぞれ違うので、どちらが良いというのは一概にはいえません。

ちなみに私は、数学や理科に不安があったため予備校に2年間通いました。

 

予備校にいけば、他の浪人生と一緒に授業を受けることになります。授業形態は様々ですが、いずれにせよ「教えてくれる人」を確保できることが予備校のメリットです。

 

しかし、多くの場合再受験生は他の予備校生より年上ということになります。他の受験生とは一切関わらないようにするという手もありますが、仮に年下の浪人生と会話ができるほどの仲になったときに、再受験生であることを打ち明けると急に丁寧な言葉遣いでしか話してくれなくなったり、よそよそしい態度をとられたりすることもあります。

そうしたときに、医学部に入ったり医者になったりした後もずっと、大学の同級生や職場の同僚からこんな扱いを受け続けるのか・・・とテンションが下がったことも無くはありません。

 

幸い、私が通っている予備校には、同い年の純粋な浪人生がたくさんいたり、年下の子たちの中にも気軽に話しかけてくれる子がいたりするので助かっています。

 

多浪生の中には、先輩風を吹かせていばりちらしている人もいますが、そういうのは見ていて痛々しいので「もし同じ年に大学に受かったら同級生になるんだから笑 タメ語でも敬語でも、自分が話しやすいように話しかけてね~」というスタンスで私はやっています。

 

また、予備校に行くと、先生やスタッフとの関わりが面倒だなと思うこともあります。授業がいまいちな先生や、授業はそこそこだけど人格にだいぶ問題があって、生徒に危害を加えてくる先生などが実際に予備校にいました。

宅浪であれば、合わないと思ったものはすぐにやめることが出来ますが、予備校の本科生となったりした場合には、必修授業に出ることを強制されたりすることもあり、わずらわしいです。

 

宅浪している方から聞いた話によれば、宅浪は本当に孤独だそうです。

完全に自分のペースで勉強できたり、通学時間がかからなかったりするというメリットはあります。しかし、周りに勉強仲間が居ないため逆にペース作りが難しく、果てには「自分が今勉強しているのかわからない」という境地に至った方もいらっしゃいました。昼夜が逆転してしまうのも悩みだという声も聞かれます。

今は、スタプラ(スタディプラスのこと。勉強記録を残すアプリ)やツイッター、自主的に開催される再受験生同士の勉強会などもあるので完全孤立ということは防げるかなと思いますが、自分を律して勉強を続けられる人でなければ難しそうです。

 

③再受験生という身分が、入試において不利にはたらくのではという不安は常につきまとう

別の記事でも、再受験ということが有利にはたらくのか?という話を書いたことがありますが、再受験生にとっての悩みの種のひとつに、面接があります。

そこで何が聞かれるのかは本番にならないと分かりませんし、どのような基準で点数がつけられているのかも明確になっていない場合がほとんどです。

また、ネット上にも面接について心配している再受験生の投稿が多数あります。

そのような悩みに惑わされたくない、学力で正当に評価してほしいと考える場合には、面接を実施しない大学や面接を点数化しない大学、あるいは面接がやさしい(といわれている)大学を志望するようにした方が良いと思われます。

 

 

④いざ受験生になると、想定外の出費がかさむ

合格までの年数とそれまでにかかる予備校の授業料、通信教育(Z会など)の費用、参考書代、受験会場までの交通費、宿泊費、試験の受験料まではだいたい計算することが可能です。

しかし、受験生には「模試」という数千円の出費が何回もあります。

マーク模試、記述模試、志望校別模試を1つづつ受けただけでも、1万円はゆうに超えてしまいます。模試はそれまでの勉強の成果をはかる大切な機会なので、できればケチらずに受験することが望ましいのですが、積もればやはり大きな出費になってしまいます。

他に考えられる出費としては、追加の参考書代と文具代くらいだと思います。(これから想定外の出費がある可能性もゼロではありませんが・・・)

とにかく、模試代はあなどれません。

 

 

⑤医学部に必ず合格できるというわけではない

最後に、再受験生が最も覚悟しなければならないのは「受験に100パーセントはない」ということです。もしかしたら、計画していた年数では合格できないかもしれません。

また、受験生活の途中でアクシデントがあり、再受験生活を続けられなくなるかもしれません。そういった不確実性の中で、自分がどれくらい頑張れるか、どのくらいのものを犠牲にできるか、周りに呆れられても踏ん張れるかを十分に検討すべきだと考えます。

 

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