二次対策におすすめの問題集④ 【生物】大森徹の生物 記述・論述問題の解法

はじめに

 

以前「センター試験対策におすすめの問題集」シリーズの記事で述べたように、国公立大学の医学部医学科に合格するためには、毎年1月に実施されるセンター試験で高得点をとる必要があります。

しかし、医学部医学科に合格するためにはそれだけでは不十分で、さらに毎年2月~3月に行われる二次試験でも高得点をとる必要があります。

なので、センター試験の対策だけを頑張っていても合格することはできません。

実際に、私の再受験1年目はセンター試験の対策だけで手一杯だった感が否めず、

センター試験の結果はちょうどボーダーライン(合格可能性50%)のC判定でしたが

二次試験が全然解けなかったためその年は合格を勝ち取ることが出来ませんでした。

 

足切りに遭わないため、そして二次試験でのアドバンテージを作るためにセンター試験対策が重要であることに変わりはないのですが、

今回はセンター試験対策と並行して二次試験対策を行う際に役に立つ問題集を紹介したいと思います。

 

【参考】「センター試験対策におすすめの問題集」カテゴリーの記事一覧↓

sugasaijuken.hatenablog.com

 

 

 

今回紹介するのは、生物の二次試験対策に最適な「大森徹の生物 記述・論述問題の解法」です。

 

 

 

 

 「大森徹の生物 記述・論述問題の解法」

著者:大森 徹

ページ数:本編183ページ+解答と解説39ページ

単元:

第1編 論述のコツ

 

 

第2編

第1章 細胞と代謝

第2章 生命の連続性

第3章 体液と恒常性

第4章 反応と調節

第5章 生態・進化系統

 

 

第3編 実践演習

 

 

 

おすすめする理由

私がをおすすめする理由は以下の3つです。

 

①第1編で、1から論述の方法を教えてくれる

生物の論述には、「このような形式で答えないといけない」という形が存在します。

というか、字数の制約を守りながら要点を抑えて論述するには、すっきりとした文を書かねばならないのです。

そのような文章を書くにはどうしたら良いのかという導入が、第1編でしっかり行われます。

なので、論述がはじめてという方でも安心して学習をスタートすることが出来ます。

 

②回答に必要な知識が見開きでまとまっている

本当は何も見ないで論述問題に取り組むのが理想ですが、はじめのうちは手も足も出ないかもしれません。

そのようなときに、見開きでまとめられている生物の知識に目を通し、その上で論述に挑むこともできます。

もちろん、論述した後に復習としてそれらの知識に目を通すという使い方も出来ます。

 

③誤答例が示されていて、勉強になる

特に間違えやすい問題には、誤答例が示されています。

その回答のどこがどのように間違えているのか、解説付きで掲載されているので、非常に勉強になります。

私は誤答例のような間違いをしてしまいがちだったので、この解説には本当に助けられました。

 

 

取り組み方について

 ・論述が初めてで書けない場合

見開きでまとめられている生物の知識に目を通し、その上で論述に挑む。

 

・自力で論述が出来る場合

論述した後に復習として見開きでまとめられている生物の知識に目を通す。

 

 

もし生物の先生に添削してもらえる環境があれば、添削してもらうのも良いと思います! 

 まとめ

・生物の論述対策には「大森徹の生物 記述・論述問題の解法」がおすすめ