二次対策におすすめの問題集③ 【生物】生物用語の完全制覇

はじめに

 

以前「センター試験対策におすすめの問題集」シリーズの記事で述べたように、国公立大学の医学部医学科に合格するためには、毎年1月に実施されるセンター試験で高得点をとる必要があります。

しかし、医学部医学科に合格するためにはそれだけでは不十分で、さらに毎年2月~3月に行われる二次試験でも高得点をとる必要があります。

なので、センター試験の対策だけを頑張っていても合格することはできません。

実際に、私の再受験1年目はセンター試験の対策だけで手一杯だった感が否めず、

センター試験の結果はちょうどボーダーライン(合格可能性50%)のC判定でしたが

二次試験が全然解けなかったためその年は合格を勝ち取ることが出来ませんでした。

 

足切りに遭わないため、そして二次試験でのアドバンテージを作るためにセンター試験対策が重要であることに変わりはないのですが、

今回はセンター試験対策と並行して二次試験対策を行う際に役に立つ問題集を紹介したいと思います。

 

【参考】「センター試験対策におすすめの問題集」カテゴリーの記事一覧↓

sugasaijuken.hatenablog.com

 

 

 

今回紹介するのは、生物の二次試験対策に最適な「生物用語の完全制覇」です。

 

 

 

 

 「生物用語の完全制覇」

著者:汐津美文・大島えみし

ページ数:データ編+問題編157ページ、解答・解説編63ページ

単元:

データ編

演習問題、解答、得点分布と小問別正答率 (1)~(4)

 

問題編

第1章 細胞・生体物質

第2章 代謝

第3章 遺伝子

第4章 生殖・発生

第5章 遺伝

第6章 動物の体内環境 

第7章 動物の反応と行動

第8章 植物と環境

第9章 生態と環境

第10章 進化・系統分類

第11章 トピックス

 

解答・解説編

 

 

 

おすすめする理由

私がをおすすめする理由は以下の3つです。

 

①1題1題の重さがちょうど良く、すきま時間に取り組める

 

この問題集には生物用語の穴埋めの文章題が213題掲載されています。

1題1題の文章の長さが長すぎず短すぎないため、10~15分でサクッと1題取り組めてしまいます。

学校や予備校の授業まで少し時間があるときや、少し簡単な問題を解いて気分転換をしたいときに取り組むのにぴったりな問題集です。

 

②問題文は入試の過去問である

 

問題文は、実際に大学入試の2次試験の生物で各大学が出題した文章です。

(それくらい入試では穴埋め問題が出題されているということです)

実際にどのように出題されているのかを、問題演習を通して理解することが出来ます。

問題文は、生物の要点が簡潔に凝縮されている素晴らしいものばかりです。

何度も読み返して復習する価値があります。

 

③生物用語が頭に入っていないと論述が出来ない

 

生物を2次試験で受けるという方は、だいたい論述問題にも取り組む必要があるかと思います。

論述問題は文字数との戦いですので、生物用語を知らないと回りくどい表現で文字数を消費して説明せざるを得ず、相当不利になってしまいます。

そのような状況を防ぐためにも、この問題集でしっかり生物用語を頭に叩き込んでおく必要があるのです。

 

 

取り組み方について

 

自分が取り組みたいテーマ(模試でミスがあったテーマ、もともと苦手としているテーマ、新課程のテーマなど)を選び、教科書等は見ずに解いていきます。

 

自信を持って正解できたものには◎

勘で正解したものには△

間違えたものには×

をつけておきます。

 

そして2周目以降には△と×がついたところだけを復習します。 

 

 まとめ

・生物用語を覚えるのには「生物用語の完全制覇」がおすすめ