大学を中退して医学部再受験生(合格しました!)

大学を中退して2016年4月から医学部再受験生になり、2018年3月に国立大医学科に合格しました。医学部再受験を迷っている方、受験生の方のお役に立てそうなことを発信します。

医学部に進学する(したい・した)方に読んで欲しい漫画「はたらく細胞」

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こんにちは、すがです。

 

飲み会ラッシュが終わったので、今は毎日を自動車学校に捧げています。

何から何まで至れり尽くせりの素晴らしい自動車学校で、

私のことをいじってくださる教官さんもいて楽しいです。

運転が下手なことを除いては・・・笑

私、ちゃんと運転できるようになるのかな?(^-^)

 

はじめに

私は幼い頃から医療系漫画が大大大好きで、おすすめの医療系漫画がたくさんあるので

それらを紹介するために「おすすめの医療系漫画」カテゴリーを作りました。

前回の記事はこちら↓

sugasaijuken.hatenablog.com

 

 

今回は細胞たちの活躍を描いた漫画「はたらく細胞」を紹介したいと思います。

 

 

はたらく細胞

作者:清水 茜

巻数:全5巻+スピンオフ2巻(はたらく細菌、はたらかない細胞)

現状:連載中

簡単に説明:おっちょこちょいな赤血球AE3803とたのもしい白血球U-1146。彼らがはたらく環境(人体)やそこで起こる緊急事態(病気やけが)をユーモアたっぷりかつキュートに描いた作品。

 

 

ネタバレを避けつつおすすめしていきます

高校の生物(正確には生物基礎)の中でも、免疫分野はなかなか理解がしづらく

頻出なのにちゃんと理解できていないから入試で間違える・・・ということが起こりがちです。

そんな免疫のしくみを、

 

 ・人体を巨大な工場に見立てる

・血球を擬人化(どの血球も個性豊かで魅力的なキャラクターに仕上がっています) 

・抗原(ウイルスや細菌)をキャラクター化

・人体に起こる様々な現象をわかりやすく置き換える

 

などの工夫を凝らして漫画にされたのが作者の清水先生です。

清水先生、あなたは多くの生物選択の受験生や医療系の学生さんの理解を助けるという大きな功績を残されました。

私がここで勝手に「すばらしいで賞」を差し上げたいと思うくらいです。

 

この漫画の最大の魅力は、登場人物がみんな魅力的だということです。

舞台がヒトの体内なので登場人物はみんな細胞(など)ですが、どの細胞もその特徴を色濃く反映した形でばっちり擬人化されているため特に抵抗なく楽しめます。

ここで詳しく述べるとネタバレになってしまうので各登場人物の具体的な性格の設定などは書きませんが、

細胞なのに人間味があって「こういうやついるよね」って思えるのがすごいです。

各々の細胞には得意なことがあるけれど、同時に苦手なこともあって、やらかすときにはだいたいその細胞の性格が災いしています。

ひとつひとつの細胞について丁寧に調べて、その特徴から「この細胞に人格があったら、きっとこんな性格なんだろうな」とたくさん考えられた上で描かれているのがとても伝わってくる作品です。

そうであるから、それぞれのキャラクターがストーリーの中でいきいきとしているのだろうと思います。

 

もう1つ魅力を挙げるとすると、それはディテールにすごくこだわりがある作品であるということです。

例えば、赤血球のファッションについて言及すると

この漫画に登場する赤血球は、本物の赤血球と似た形状のキャスケット帽をかぶっています。

さらに、赤血球は酸素を運んでいるときと手放した後では色が変わりますが、

それはリバーシブルのジャケットを着せることで上手く表現されています。

他にも、人間がはたらく工場や作業場には「安全第一」とか「危険なので取り扱い注意」とかの警告やイベントの宣伝などの掲示がたくさんあると思うのですが

それがちゃんと細胞たちの世界に合った形で表記されて、細胞たちがいる場所の背景にしっかり書き込まれているのです。

また、新しい細胞や、既出の細胞の新しい性質(この細胞にはこんなはたらきもあるよということ)が出てきたらちゃんと四角い枠を設けて説明しているので

知らないことだらけでも安心して読めます。

 

これらのこだわり方を同世代の皆さんに分かりやすく伝えるとしたら、私なら「かいけつゾロリ」シリーズのようだと表現すると思います。

ざっくりお話だけ読んでも楽しく、細かい部分に注目して読んでも楽しい。

1周目に読んだとき楽しいけれど、2周目以降は新たな発見があってもっと楽しい。

それでもって免疫に関する知識が身につく。

 

最高かよ!!

 

この作品を知ったきっかけ

 

この作品を知ったのは、偉大なる医大生ブロガー・たきいさんがご自身のブログに掲載している「はたらく細胞」の紹介記事を読んだのがきっかけでした。

たきいさんもその記事の中で仰っているのですが、

 

・医学部に進学したい方がこの漫画を読むと「こんなことが医学部で勉強できるのか!」とモチベーションがUPする

・医学部への進学が決まったが生物を受験で使わなかった方がこの漫画を読むと、免疫の学習の良い導入になる

・医療系の学生さんが読むと「これ習った!」と思いながら読める

 

などなど、さまざまな効果が期待できます。

 

私が「はたらく細胞」を知った記事↓

blog.goo.ne.jp

 

また、「はたらく細胞」の公式ツイッターに寄せられていたコメントで一番素敵だと思ったのが、現在ガン治療中の方が寄せられていた、「細胞レベルでとても元気をもらえた。細胞がいかに大切かを認識させられた」という旨のコメントです。

どの人の体内でも起こっていることを描いた漫画ですから、医療系の学生さんでなくても、全ての方にとって身近で手に取りやすい作品かなと思います。

 

また、「はたらく細胞」は夏からアニメ放送が始まることが決定しているので、その予習で読んでも損は無い作品です!

私はまだ「はたらく細胞」しか持っていませんが、スピンオフの2冊も近日中に購入して読みたいと思います。


blog.goo.ne.jp


【公式】テレビアニメ『はたらく細胞』PV ~150万部突破の体内細胞擬人化マンガ、遂にアニメ化!~

 

おわりに

 

はたらく細胞」は再受験を決意する前のニート時代(一応身分は大学生)からお気に入りの漫画で、やっぱり医学を学びたいと思わせてくれた作品のひとつです。

今回軽く調べたときに「はたらく細胞」の読者の中には「学術的に正確でない」と編集部にクレームを入れる方もいるということを知り、私がこの作品を応援しているという気持ちを誰かに伝えたいと思ってこの記事を執筆いたしました。

 

私は、医療系漫画は現代医学に100%忠実でなくても良いと思っていて、重要なのはその漫画のもつ役割を全うできるかたちで医学の知識が用いられているかということだと考えています。

エンターテインメント性の強い漫画であれば、読者をひきつける形で神がかり的医術が用いられていても良いし、

病気の存在を知ってもらいたくて描かれた漫画であれば、医学書に書かれていない患者さんの声を大きく取り上げてストーリーを構成しても良いし、

人体について興味をもってもらえたらと思って描かれた漫画であれば、擬人化してキャラクターに性格をもたせたり、医学的には当てはまらないようなアクションをさせたりしても良いのではと思います。

 

私にとって「はたらく細胞」は「大学で医学を学びたい」という気持ちを後押ししてくれた大切な作品で、その夢が叶ったこれからも読み続けたいと思う作品です。

来月から医学の勉強が始まるので、今1巻から順に読み返しています。

これからも熱く熱く応援しております!